YMD
- 所 在 地
- 山口県
- 用 途
- 住宅
- 構造・規模
- 木造平屋建
- 敷地面積
- 277.79㎡(84.03T)
- 建築面積
- 88.75㎡(26.84T)
- 延床面積
- 81.98㎡(24.79T)
- 設計期間
- 2019.10~2020.07
- 工 期
- 2020.07~2021.01
敷地は、地方都市の40年前のニュータウンが古びてきて町の更新が徐々に進み新旧が混在する住宅街の一角である。日本各地でよく見られる風景のなかにある、老朽化した中古住宅の建替え計画である。雑然としたいわばありきたりな風景のなかで、周辺に馴染みながらも景観形成の規範になりうる姿を描こうとした。
幸いにも、既存の庭には大きく育った樹木が多くあったため、周辺に対しては見慣れた風景の継続と外部空間の活用を考慮し、そのまま残すことを選択した。
住宅の命題として、一定層が入手できる高額で特殊なものではなく、汎用流通部材を工夫利用しながらコストを抑え建築可能な予算に納めること、耐震性能・温熱性能を十分に満たし、世代が変わっても維持更新しながら住み継ぐことが可能な機能と姿を備えることと考えている。それら条件をバランスさせ空間を成立させることで、今までもそして将来にわたってもその場に在り続ける姿がたやすく想像できる住宅となることを目指した。
幸いにも、既存の庭には大きく育った樹木が多くあったため、周辺に対しては見慣れた風景の継続と外部空間の活用を考慮し、そのまま残すことを選択した。
住宅の命題として、一定層が入手できる高額で特殊なものではなく、汎用流通部材を工夫利用しながらコストを抑え建築可能な予算に納めること、耐震性能・温熱性能を十分に満たし、世代が変わっても維持更新しながら住み継ぐことが可能な機能と姿を備えることと考えている。それら条件をバランスさせ空間を成立させることで、今までもそして将来にわたってもその場に在り続ける姿がたやすく想像できる住宅となることを目指した。