SS
- 所 在 地
- 香川県坂出市
- 用 途
- 住宅+診療所
- 構造・規模
- RC3階建
- 敷地面積
- 1422.58㎡(430.33T)
- 建築面積
- 567.71㎡(171.73T)
- 延床面積
- 1058.11㎡(320.07T)
- 設計期間
- 2005.11~2007.4
- 工 期
- 2007.4~2008.4
駅へと続く学園通りと呼ばれる市道から少し入った住宅地に敷地はある。通りの名が示すように周辺には小中高といくつかの学校が集まっている。地域医療に携わるクライアントの要望は、光と風をテーマにモノトーンを基調とした内科診療所併用住宅および茶室である。
周囲にある学校と住宅の中間となるボリュームを意識し、計画の中心機能をもつ3層のマッスと、外周の低層部分にボリュームを分節した。塀をめぐらせた低層部はマッスとの間に中庭を有し、診療所にプライバシーの確保と、光と風による安らぎを与える。住居スペースでは、南側に大きなテラスと半透明のガラスルーバーを配置し、周囲に気を遣う事無く光と風を享受できる。夜には、居住スペースからの光によってガラスルーバーが照らされ、まるで発光しているかのような柔らかい光で周囲へとその存在を示す。地域に根ざした医師がそこにいる安心感を、町の人々が感じられればと願っている。
周囲にある学校と住宅の中間となるボリュームを意識し、計画の中心機能をもつ3層のマッスと、外周の低層部分にボリュームを分節した。塀をめぐらせた低層部はマッスとの間に中庭を有し、診療所にプライバシーの確保と、光と風による安らぎを与える。住居スペースでは、南側に大きなテラスと半透明のガラスルーバーを配置し、周囲に気を遣う事無く光と風を享受できる。夜には、居住スペースからの光によってガラスルーバーが照らされ、まるで発光しているかのような柔らかい光で周囲へとその存在を示す。地域に根ざした医師がそこにいる安心感を、町の人々が感じられればと願っている。