多賀の家
House in Taga
- 所 在 地
- 香川県高松市
- 用 途
- 住宅
- 構造・規模
- 鉄骨造2階建(改築)
- 敷地面積
- 98.17㎡(29.69T)
- 建築面積
- 77.40㎡(23.41T)
- 延床面積
- 143.15㎡(43.30T)
- 設計期間
- 2006.12~2007.9
- 工 期
- 2007. 9~2008.3
地方都市の市街地にあるこの建物は築後約35年経っている。クライアントは当初この建物を解体し新築することを考えこの土地を購入した。しかし、費用対効果を考えると自分たちの思い描く住まいには程遠いとわかり改築することとなった。
都市型の住居では光と風を入れながらプライバシーを確保するのが重要な鍵となる。この敷地は東と北に道路があり、住居にとって重要な南側は隣家で完全に塞がれ、採光とプライバシーを両立するのが困難であった。そこで建物の中心を貫く光庭と、屋上へ上がるペントハウスを追加し、東にはテラスを配した。これにより2FのLDKと子供室は、外部に対して閉じながらも明るく開放的な空間となった。下階には光庭を通して光が弱まりながら届き、1階の和室と寝室に落ち着きを与えている。また道路面に対しては通風用の窓を配し、風と外部からのプライバシーを確保している。
古い建物に新しい息吹を吹き込むリノベーションにより、この建物が都市を活性化させるきっかけになればと思う。
都市型の住居では光と風を入れながらプライバシーを確保するのが重要な鍵となる。この敷地は東と北に道路があり、住居にとって重要な南側は隣家で完全に塞がれ、採光とプライバシーを両立するのが困難であった。そこで建物の中心を貫く光庭と、屋上へ上がるペントハウスを追加し、東にはテラスを配した。これにより2FのLDKと子供室は、外部に対して閉じながらも明るく開放的な空間となった。下階には光庭を通して光が弱まりながら届き、1階の和室と寝室に落ち着きを与えている。また道路面に対しては通風用の窓を配し、風と外部からのプライバシーを確保している。
古い建物に新しい息吹を吹き込むリノベーションにより、この建物が都市を活性化させるきっかけになればと思う。